2025年07月18日 15:41

イミューは、ふるさと納税における寄付者の行動を可視化し、自治体のふるさと納税施策とまちづくりの連携を支援する独自システム「ふるさとリピートマップ(FRM)」のバージョンアップを実施する。
イミューは、「地域に根を張り、日本を興す」というコンセプトのもと、地域資源のブランド化による産業創出を行っている。2022年9月に、ふるさと納税の自治体向けに継続寄付可視化システム「FRM」の提供を開始した。
「FRM」は、これまで500万件以上に及ぶ寄付データを活用し、自治体ごとの施策分析や改善を支援してきた。今回のアップデートでは新たに、「寄付=消費行動」ではなく、「寄付=関係性の始まり」と捉える視点を導入。寄付者の行動の背景にある想いに着目し、寄付の動機を「返礼品が好き」「活動への共感」「町にルーツがある」の3つのカテゴリーに分類する。このように、寄付行動の「意味」をより解像度高く捉えることで、寄付者を単なる数ではなく、「誰が、どのような関係性を持って寄付したのか」という視点で可視化する設計となっている。これにより、寄付のリピート促進だけでなく、関係人口の創出、移住促進、地域ブランディングなど、自治体の持続的なまちづくりにつながる活用が可能となる。
本バージョンはすでに試験運用を終え、7月15日より本格的に連携先自治体向けにサービス提供を開始する。