2025年07月11日 19:46

monoAI technologyは、横浜市が実施する「小児がん患者等のメタバース構築・運営事業委託」において、2024年度に引き続き、メタバース交流イベントの開催支援を行う。

本イベントでは、横浜市がJAXA宇宙教育センターとの共催により、「宇宙」をテーマにした体験型のワークショップを開催。外見や体調などさまざまな事情から対面での交流に不安を抱える子どもたちに、安心して学び、創造し、つながることができる新たな機会を提供する。

同社は、2024年度に実施された「小児がん患者等のメタバース交流イベント」において、2Dメタバース「ZEP」を活用した新たな交流の形を提案し、多くの参加者から好評を博した。参加者からは「仲間と協力してやるのが楽しかった。メタバース空間で話すのはあまりしないので良い経験になった」といった声も寄せられ、リアルに頼らない関係づくりの可能性が実感されている。

2025年度の本事業は、子どもたちが一過性の出会いで終わるのではなく、年間を通じて定期に交流を深めながら、自然なつながりを生む場として事業全体が計画されている。今回の取り組みでは、同社が構築した2Dメタバース「ZEP」内のワールドと、JAXA宇宙教育センターが制作した「Minecraft」内のワールド「LUNARCRAFT」を連携。デジタル空間ならではの子どもたちの学びと創造、そして対話が自然に生まれる体験型ワークショップを実施する。