全国各地で地域活性化やローカルビジネス創出を支援する「さとゆめ」は、高知県北川村とともに、5カ月間の地域課題解決型ビジネスプログラム「Local Challenge Program in 北川村」を始動。参加者募集を開始した。

高知県東部に位置する北川村は、古くから日本有数のゆずの産地として知られ、収穫の最盛期となる11月には村中がさわやかな香りに包まれる。ゆず産業を中心に地域活性化に取り組んできた北川村だが、人口は2020年時点で最盛期の5分の1にまで減少し、過疎化が深刻な課題に。今後、人口が1000人を下回れば、行政サービスの低下や学校の統廃合といった生活基盤への影響も懸念され、負のスパイラルに陥る可能性がある。

そこで北川村では、「人口1000人以上の維持」を目標に掲げ、地域外の力も取り入れながら、地域に新たな活力をもたらすローカルビジネスの創出に本格的に取り組むことを決定した。

今回の「Local Challenge Program in 北川村」は、こうした取り組みの第一歩となるチャレンジプログラム。チームに分かれてローカルビジネスを立案する本プログラムは、今年8月下旬より開始。「さとゆめ」の伴走のもと、地域資源を活かしたローカルビジネスを考え、地域課題解決に向けて事業化を目指す。

地域の資源を活かし、自分のアイデアをかたちにしてみたい――そんな思いを持つ人々の挑戦を、北川村は心から歓迎する。エントリーはこちら。