2025年06月30日 15:51

ブックカフェとして運営する旗艦店「天狼院カフェSHIBUYA」では、「映画×演劇」の上演、「劇場版 百秘本物語」を公演する。
「百秘本物語」は、昨年から天狼院書店がInstagramやYoutubeなどで無料公開してきたショートムービーシリーズ。囚われた少女は、何者かに強制的に本を読ませられる。ミッションをクリアすれば、無事に帰してもらえることを確約された少女たちは、一心不乱に本を読む。彼女たちが本を読み終わったタイミングで聞こえる「読了されましたでしょうか?」という不気味な音声が印象的。
ショートムービー版では、4名の女性が囚われ、彼女たちがどうなったのかは描かれない。スピーカーから聞こえる音声との緊迫感あるやりとりが魅力の本作だが、多くの謎が残されたまま。その解決編となる作品をこの度、天狼院書店が「舞台演劇」として上演する。
右肩下がりを続ける出版業界にあって、天狼院書店は書籍だけでなく、講座やさまざまなイベントなどを企画運営。渋谷の中心に位置する商業施設・ミヤシタパークに旗艦店を構え、全国5拠点+オンライン/アーカイブでの参加も可とする講座は、全国から参加者が集まる。
次世代型書店が仕掛ける、「新しい本屋」と「演劇」の未来。「本だけではなくその先の体験」まで届ける次世代型書店・天狼院書店がこの夏、全く新しい試みを行う。公演日時は7月17日~21日。場所は「天狼院カフェSHIBUYA」。料金3850円。詳細・申し込みはこちら。