2025年05月20日 20:51

Parafeedは、平衡機能障害の評価を支援する新たな医療機器「REEVEER Scale(リーバー スケール)」について、医療機器としての製造販売届出を完了した。

同社はこれまで、医療×ITの観点から医療現場の課題に取り組み、VRめまい検査機器「REEVEER PitEye」の開発を通じて、視覚誘導による新たな検査手法を確立してきた。しかし、めまいを訴える患者は年間250万人以上存在する一方で、めまいを専門的に診察している医療機関がまだまだ足りていない。この社会課題を解決すべく、同社は医療現場で日常的に使える新しい重心動揺検査機器「REEVEER Scale」を開発。検査精度と操作性を両立した製品を実現した。

「REEVEER Scale」は、直立姿勢の被験者が測定台に立つことで、重心位置とその揺れ(動揺)をリアルタイムで計測・解析できる平衡機能検査機器。専用ソフトウェアを搭載したノートPCと、高精度センサー内蔵の測定台(検出台)で構成されている。

検査結果は、直感的でわかりやすいデザインで表示され、PDF出力・印刷に対応し、画像ファイリングソフト(PACS)との連携も可能。「Light」モデルは、日常診療における検査に十分対応する性能を持ち、軽量設計で設置や持ち運びも容易。「Premium」モデルは、より高度なデータ解析を求める研究機関や専門施設向けで、100Hzの周波数特性を備えている。詳しくはこちら