2025年05月13日 12:32

Willboxは、国際物流の見積・発注プロセスを根本的に変革する「Giho(ギホー)」のリニューアル版を正式リリースした。

従来、荷主企業が輸出を行う際には、複数のフォワーダーや物流事業者へ個別に見積りを依頼し、比較・検討を経て発注を行うのが一般的だった。その結果、見積りの非効率性、情報の分散管理、比較・検討の煩雑さ、未確定案件の負荷といった課題が発生していた。このような見積・発注の工程における非効率なプロセスを解消し、国際物流の輸送手配ノウハウの可視化と継承をDXするため、「Giho」は進化を遂げた。

本リニューアルでは、新たに「即時概算見積機能」と「相見積機能」を搭載し、荷主企業、フォワーダー、物流事業者にとって、より利便性の高い物流手配環境を提供する。「即時概算見積機能」は、輸出予定の製品情報や過去の物流実績データをもとに、Willboxの物流データベースと連携し、瞬時に物流費の概算見積りを取得できる機能。「相見積機能」は、出荷の確度が高まった案件に対し、荷主企業が複数のフォワーダーへ直接見積依頼を行い、比較・検討から発注まで完結できる機能。

「Giho」のリニューアル版は、見積・発注プロセスを変革するツールにとどまらず、国際物流の輸送手配ノウハウの可視化と継承をDXする基盤・起点となるもの。Willboxは、今後も業界の発展に貢献し、より最適でよりスマートな国際物流の実現に向けて邁進していく。

Giho