2025年04月07日 09:48

高知アニメクリエイター聖地プロジェクト実行委員会は、4月5日の「高知アニクリ祭2025」初日に、「高知アニメクリエイターアワード2025」の受賞作品を発表し、授賞式を執り行った。
高知アニメクリエイター聖地プロジェクトは、高知で起業した小さなアニメ制作会社と創業を支援した信用金庫の小さな夢から始まった。世界で愛されるジャパンアニメーション。昨今、クリエイティブ産業のデジタル化による働き方の変化などから、東京一極集中ではなく、地域に分散しながら仕事ができる環境が生まれつつある。プロジェクトでは、クリエイティブとデジタル、地域の力で、「アニメの未来課題」と「高知のミライ課題」の解決を試み、アニメと高知への貢献を目指す。
2022年1月に発足した本プロジェクトは4年目を迎え、アニメ業界の人々からの絶大なる支援と、高知県産業振興計画連携事業として、産学官金オール高知による高知県アニメプロジェクト推進会議の支援、金融業界においても信金中央金庫をはじめ多くの信用金庫の支援を受け、高知にアニメを通じた出会いと交流が生まれている。
「高知アニメクリエイターアワード」の応募作品数は293作品。一般投票には3500件を超える投票があった。ノミネート30作品のうち、受賞作品は15作品。グランプリは「鯨を夢む」(Shuzukuさん)となった。授賞式には全国各地から集まった受賞者候補の人々に加え、アニメ業界で活躍するプロフェッショナルな人々、高知県を代表する人々が集まった。授賞式の様子やコメントは後日発表。