2025年03月19日 19:52

パナソニック エレクトリックワークス社は、一体型ベースライト iDシリーズ用のライトバー「環境特化タイプ」を4月1日に発売する。

建物の建築から解体までにかかる生涯CO2排出量の算出義務化が政府で検討されるなど、建築業界ではCO2排出量削減に対する関心が高まっている。同社では、主力製品である一体型ベースライト iDシリーズを生産している新潟工場にて、CO2排出量削減、再生可能エネルギーおよびJ-クレジットの活用により、CO2実質ゼロ化を実現。環境に配慮した事業活動を展開している。

一体型ベースライト iDシリーズ ライトバー「環境特化タイプ」は、照明器具のライフサイクルにおける、原材料調達時から生産時、使用時のCO2排出量低減を目指して開発された新製品。カバーの透過性、器具の内部反射などを見直すことにより、業界最高クラスの固有エネルギー消費効率である205.9 lm/Wを実現した。これにより照明器具のライフサイクル全体で見た際、排出されるCO2が最も多い製品使用時のCO2排出量を低減する。

さらに、本製品は原材料調達および生産時に発生するCO2をパナソニック エレクトリックワークス社がJ-クレジット制度を利用しオフセットしたうえで出荷する。パナソニック エレクトリックワークス社は、今後も照明事業を通じて快適かつ、より省エネルギーなくらしに貢献していく。