2025年02月13日 12:59

東京シティビューでは、6月20日~9月7日まで、『「銀河鉄道999」50周年プロジェクト 松本零士展 創作の旅路』を開催する。

松本零士さんは、代表作である「銀河鉄道999」「宇宙海賊キャプテンハーロック」をはじめとする数々の名作を生み出した。こうした作品の数々は、世代・国境を越えて現在も多くの人に愛されている。

1938年に福岡県で生まれ、戦時下の少年時代から夜空を見上げるのが好きだった松本零士さんは、宇宙を舞台に未来のテクノロジーと壮大なファンタジーが融合したスペースオペラに、平和への願いと未来への希望を込めた。永遠の命に憧れ、機械の体を手に入れる旅に出た鉄郎と、共に銀河鉄道999で旅する、黒衣と長い金髪が印象的な謎の美女メーテル。彼が生み出した数多くの魅力的な登場人物たちは、大宇宙の終わりなき「時の輪」を旅する。そこには、いつも生きることの尊さ、命の大切さが描かれていた。

本展は、初期作品を含む300点以上の原画、初公開の資料や貴重な思い出の品々を展示。これらを通して、マンガとアニメというふたつのフィールドで独自の世界観を表現し続けた松本零士さんのアーティストとしての技術と力、70年を超える創作活動で未来に託したメッセージを読み解く。会期は6月20日~9月7日、会場「東京シティビュー」、入館料未定。詳しくはこちら