グッドバトンは、静岡県静岡市から委託を受ける3施設すべての病児保育室で、2月17日分の利用から病児保育予約サービス「あずかるこちゃん病児保育」を活用した予約受付を開始する。

病児保育とは、病気や病み上がりなどで登園・登校できない子どもを、保護者の代わりに専門の保育士や看護師が預かり、みてくれる事業。一方で、手続きの複雑さから利用に至るまでのハードルが上がっている面も。このハードルを下げるべく、手続きをする保護者と保育を担う施設、さらに事業委託をしている自治体を適切にサポートするのがあずかるこちゃんだ。

あずかるこちゃん病児保育は保護者と病児保育室をつなぐ予約サービス。保護者はいつでも簡単にLINEやウェブから病児保育室を検索、予約申込が可能。アプリのようにダウンロードする必要はなく、ブラウザから利用できる。今回、静岡市はあずかるこちゃん導入により、市内3つの病児・病後児保育室で空き状況がリアルタイムに見える化される。保護者は時間を気にせず、いつでもスマホから予約申込とキャンセルが行える。さらに、これまで事前に記入し、施設に提出しなければならなかった紙の登録用紙もデジタル化。スマホであずかるこちゃんから施設への登録ができるようになる。

また、本取り組みと病児保育事業自体の周知強化を目的としたパンフレットやポスターを制作し、静岡市内の保育園等で配布、掲示する。あずかるこちゃん導入時の広報支援によって「使いづらさ」と「認知不足」2点の課題を解決。病児保育の利用、運営、啓蒙を促進する。

あずかるこちゃん