2024年12月11日 10:05

JR東日本は、2025年1月より、ブロックチェーンを基盤とする新たな企業共創のプラットフォームサービスを開始する。

JR東日本は、中長期ビジネス成長戦略「Beyond the Border」のもと、「Suicaの進化」の一環として、Suicaを同社グループにとどまらない様々な企業等のデジタルサービスと結び付けることにより、これまでにないサービスの展開を目指し、2025年1月より企業共創のプラットフォームサービスを開始する。

本サービスでは、データの取引履歴を暗号化・分散管理し、セキュリティの高い正確な取引記録の維持を可能とするブロックチェーン技術を活用している。今回、企業共創プラットフォームとして、独自のブロックチェーンと顧客が本サービスを利用するための入口となるアプリ「JRE WALLET」を構築する。顧客は、「JRE WALLET」アプリをダウンロードし、アプリにモバイルSuicaの情報を登録することで、利用する共創サービスに対して、顧客の同意のもとSuicaの利用状況等の情報を提供してもらう。共創する企業等は、顧客より提供されるSuicaの利用状況等から見える行動や人となりをもとに、顧客それぞれに応じたサービス・体験価値(ライフ・バリュー)を提供する。なお、「新しい楽しさ」の提案の一環として、同社およびジェイアール東日本企画が発行元となり、デジタル鉄道ジオラマゲーム「みんなのトレインタウン」をリリースする(2025年1月下旬頃から順次)。

JRE WALLETアプリ/共創サービスについて