ソースネクストは11月21日に、同社サイト上で、AIオフライン翻訳ソフト「AI本格翻訳」を発売する。

業務で翻訳サービスを利用している社会人1000人を対象にアンケートを実施したところ、全体の75％以上が何らかのオンライン翻訳サービスを利用。概ね、翻訳精度に満足していることが分かった。一方で、オンライン翻訳特有の情報漏洩などセキュリティ面への不安を抱えていることが明らかに。特に、大企業に勤務している人の51.3％がセキュリティ面に不安を感じており、55.1％が勤務先でオンライン翻訳サービスの利用を禁止または制限するルールが設けられていると回答している。

このような課題を解決するために、同社はセキュアなオフライン環境で高い翻訳精度を実現する「AI本格翻訳」を開発した。本製品では総文字数331万4931文字、5万文の日英対訳からBLEUスコアを算出し、26.9のスコアをマークした。このスコアは、従来のオフライン翻訳ソフトの水準を大きく超え、「Google翻訳」に比肩する精度を実現している。

またデータがインターネットに送信されないため、機密情報やプライベートなデータを扱うときに安心。企業内の個人情報を扱う文書にも適している。インターネット環境がない状態でも使用できるため、移動中やネット接続が不安定な場所でも安心して作業を行なえる。価格1万9800円（税込）。詳しくはこちら。