2024年11月20日 09:58

東日本旅客鉄道(JR東日本)、DXCテクノロジー・ジャパン、日立製作所、大和自動車交通、伊藤忠テクノソリューションズは、「タクシー乗り場のリアルタイム混雑可視化」実証と題し、4か所のタクシー乗り場にて実証実験を行う。
本実証実験はJR東日本が設立した「WaaS共創コンソーシアム」の実証実験のひとつとして実施。複数駅のタクシー乗り場の混雑情報を可視化し、ユーザーの目的地までの行動計画の変化およびタクシー乗り場の混雑緩和を検証する。ナビタイムジャパンの総合ナビゲーションアプリ「NAVITIME」より、東京駅八重洲口、東京駅丸の内北口、品川駅港南口、新橋駅汐留口タクシー乗り場の「リアルタイム混雑状況」などの情報提供を行う。
東京駅八重洲口や品川駅高輪口でも同様の実証実験を実施し、ニーズを検証した。実証結果では、ユーザー・タクシー事業者の8割以上から駅前タクシー乗り場の混雑状況が提供されるアプリを利用したいとの声があり、高い関心を得ることができた。また、他駅への展開を期待するユーザーの声も受け、今回複数駅・複数乗り場での実証実験を行うこととした。実証実験により、他箇所でのニーズ、行動変容を検証するとともに、一昨年度の実証を踏まえた、新たな課題を検証する。
実施期間は11月下旬~12月27日。実施場所は、東京駅八重洲口、東京駅丸の内北口、新橋駅汐留口、品川駅港南口。