2024年11月08日 16:08

ルビ財団は、「ルビフルボタン」が国際比較文化研究所のホームページに導入されたことを明らかにした。

ルビ財団は、社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことで、あらゆる人が学びやすく、多文化が共生する「ルビフル」な社会づくりを目指している。今年4月より、自動でルビを追加する機能「ルビフルボタン」の無償提供を行っている。既存のウェブサイトのHTMLソース上にコードを一行追加することで、ルビ表示のオンオフを切り替えられるボタンを追加することが可能。閲覧者は、ウェブサイトに表示されるボタンを押すことで、サイト内の漢字にルビを振ることができるようになる。

このたび、平和な多様化社会の実現に向けて、国際化教育の推進を目的に活動している国際比較文化研究所のホームページに、「ルビフルボタン」が導入された。ふりがなを「つける」のボタンを押すとルビが表示される。

研究所理事長の太田琢雄さんは「これから私たちのウェブサイトではルビフルボタンも活躍してくれます。世界中にいる仲間たちや、いつか友だちになってくれるかもしれない皆さんが「言葉の壁」をとりのぞく手助けをしてくれる予定。とても便利でありがたいツールです。」と語っている。

今後もルビ財団は、ルビの普及・活用の促進を通じて、あらゆる人の暮らしやすい社会づくりに取り組んでいく。