2024年09月25日 10:05

日本ライナーは、超強力タービンによる熱風で凍結路面や濡れた路面を素早く乾燥させる「ロードドライヤー」の新タイプ、「ロードドライヤーMAX」を発売した。
日本ライナーは、路面標示施工や橋梁メンテナンスを通して社会インフラを支え、独自の技術により環境配慮と機能性を兼ね備えた製品を提供する交通安全分野の総合メーカー。
土木業界では、施工の際に雨や雪などの天候の影響から作業ができないことが多々ある。湿潤路面を乾燥させるにはバーナー等を用いるのが従来の方法だが、これらの方法では路面を乾燥させるまでにかなりの作業時間がかかり、広範囲・長距離の乾燥には不向きだ。これまで施工不可能であった少量の雨天時や積雪時、また湿潤路面での施工を叶えるため、「ロードドライヤー」の販売を行っている。今回発売した「ロードドライヤーMAX」は、「ロードドライヤー」から性能が向上しており、乾燥作業速度が最大40m/minから、58m/minに向上し、作業時間を更に短縮することが可能となった。
「ロードドライヤーMAX」は、ガスバーナーのように火を直接路面に当てるのではなく、熱風のみで乾燥させるため路面を傷めにくい。コンパクトで操作しやすく、1人で無理なく操作可能。最大速度最大58m/minで路面乾燥が可能となる。また、タービンの遠隔診断や保守点検時期をネットワークで管理する。