2024年09月20日 12:58

ウィーメックスが提供するリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」が、9月29日に開催される「オホーツク網走マラソン2024」で導入されることが決定した。
「Teladoc HEALTH」は、専門医の少ない医療機関と遠隔地の専門医をオンラインで繋げる、リモート操作可能なリアルタイム遠隔医療システム。超音波診断装置などの周辺医療機器と接続し、患者の容体を短時間で把握することが可能。遠隔地にいる医師主導で操作を可能とし、現場にいるように情報を取得できる。
日本国内のマラソン大会で「Teladoc HEALTH」が導入されるのは今回が初。過去の大会において、心臓発作を発症したランナーがいたことから、医療救護班の一役を担う北見赤十字病院の実証実験の一環として、遠隔での医療体制の構築に「Teladoc HEALTH」導入が決まった。
本大会では、北見赤十字病院が担当する美岬救護所に「Teladoc HEALTH」を設置することで、ゴール地点にある本部救護所で待機する同病院の医師との情報連携・遠隔支援に活用される。また、ドクターカーには「Teladoc HEALTH」のコンパクトタイプ「Teladoc HEALTH TV Pro 300」を搭載。コース途中で発生した救護者を近隣の救護所や医療機関へ搬送する際も、本部救護所とドクターカーを遠隔で繋ぎ、シームレスな医療体制の提供に貢献する。