2024年09月13日 12:00

クロスメディア・パブリッシングは、9月20日、書籍「漫画ビジネス」を刊行する。
本書はこれからの日本の主力輸出産業としても呼び声高い、漫画産業について「なぜ日本の漫画はここまで盛り上がっているのか?」を解説した本。コンサル出身で漫画専門のシンクタンク代表である菊池健さんが、独自の切り口で分析している。本書の読みどころは、「ブラックボックスに包まれた漫画業界をビジネス視点で分析」「未経験者にも分かりやすい丁寧な解説」「漫画業界の今が分かる!人気漫画家・ぬこー様ちゃんとの豪華対談も収録」。
「鬼滅の刃」の経済規模は、約1兆円と呼ばれている。それほどのメガヒットコンテンツを生むにはどうしたらよいのか。そのヒントは「裾野広ければ頂き高し」という言葉にあるという。これは、漫画家がたくさんいて、あらゆる種類の作品が生み出される環境が発展するほど、面白い作品ができて業界が発展するという意味。名作「あしたのジョー」を世に送り、現在は日本漫画家協会会長のちばてつやさんが、ことあるごとに使っていた言葉だ。では、どうすればあらゆる種類の作品を生み出すことができるのか。本書では、日本の週刊漫画雑誌に着目して、その歴史を紐解きながら解説していく。
定価は1848円(税込)。発売日は9月20日。