GREEN OFFSHOREは、8月より農業向けのリモート制御スイッチサービス「GO SWITCH」をリリースした。同社は農業向けのクラウドサービスを提供する会社として2022年6月設立した。スマートフォンを用いて灌水の指示や環境センサと連携し、自動的に灌水を行うシステムを開発、運用中。

「GO SWITCH」のコンセプトは、「シンプル・かんたん・いつでも」。専用のリモートスイッチを設置し、手持ちのスマートフォンからスイッチをON・OFFすることが可能。またスマートフォンにて、遠隔でハウス内の状況を確認することができ、必要に応じて灌水の制御を行うことができる。現在、灌水の他に窓の開閉などのリモートコントロールについても開発中。農業現場における管理負担を減らし、スマートな農園管理を実現する製品として、協力農園の実証実験を経て、8月に販売を開始する。

農業における就業人口は減少しており、それに伴って農地の集積化も起こっている中で、現状では、点在する農地を管理するためのリーズナブルな制御装置が不足。同社の開発した製品・サービスが一助になると考えている。

費用は初期導入費用10万円（税別）、月額利用料7000円（税別）。販売対象エリアは、静岡県西部地域・愛知県東部地域。今後、販売対象エリアを全国に向けて順次展開予定。同社ホームページより購入可能。