Liquidとエスアイ・システムは、外国人を雇用する、または就労に関わるあらゆる事業者向けに、「外国人あんしん就労サービス」を8月8日より提供開始する。

国内において人手不足の長期化が深刻ななか、企業は外国人労働者の受け入れ拡大を進めている。外国人労働者数は過去最高の200万人を超え、2040年には688万人の労働力が必要と試算される。さらに、特定技能の対象分野と受け入れ上限拡大や育成就労制度の新設など外国人労働者の存在感が増している。

一方、国内での就労資格を持たない不法残留者数は増加傾向で約8万人、在留カード偽造やその活用手口も巧妙化しており、事業者が単独で不法就労を防ぐことは困難。こうした状況を受け、事業者がその規模や体制に関わらず不法就労を適切に防止し、適法に働く労働者を守ることができる本システムの提供に至った。

本システムは、国内初の機能を搭載した外国人の就労資格管理における法要件を網羅し不法就労助長を防ぐもの。本人確認済みの在留カード情報保管、有効性の継続管理、有効期限の管理、なりすまし出勤の検知、法準拠の就労時間管理などを行う。

労働者は時間や場所を選ばずに就労資格の証明が可能に。また、管理者の業務は本システムを通じて継続的に提供される情報に不備がある場合に限定されるため、管理工数を最大80%削減できる。これにより不法就労を手間なく全方位的に防ぎ、適法に働く労働者の働きやすい環境を実現する。詳しくはこちら。