2024年07月31日 12:58

Feynma Technology(ファイマテクノロジー)は、税理士のミカタ監査AI「カンサ君」の提供を開始した。

オックスフォード大学が出した「10年後に消える職業・なくなる仕事」の中に、税理士が行う仕事がある。全てではないが、一部の仕事がAIに取って変わられることはほぼ確実で、従来の働き方では生き残れない可能性もある。さまざまな分野でのIT化、DX化が進む中で税理士業界も例外ではなく、事実、記帳代行などの単純作業は報酬単価が下がっている。税理士が、中小企業の経営者にこれからも寄り添っていくには、どうしたらよいのかを考え、監査AI「カンサ君」を開発した。

本サービスは一連の税理士の月次業務をAIを活用して税理士の定型・単純作業を自動化。1日がかりで帳簿のチェックや顧客への確認をしていたところを5分で実施することが可能。AIを理解し、共存することで税理士としての新たな価値を創出していく。「AIによる帳簿の異常抽出」では、最短2ステップ(会計ファイルをアップロード、チェック実行をクリック)でチェックを実行しアラートを表示。顧問先毎にチェック内容をカスタマイズ可能だ。機械学習による個々の仕訳評価から異常な仕訳を抽出し、アラートを表示する。「確認事項を顧問先へ通知」では、必要なアラート項目を選択すれば、確認メールを自動作成。最短5分で異常を顧問先へ通知する。「顧問先管理帳簿の異常抽出」では、登録画面で顧問先ごとの情報を一括管理。複数顧問先への同時チェックが可能だ。

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