2024年07月23日 12:56

ライトライトは、フィッシャーマン・ジャパンとタッグを組み、事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」にて漁師の後継者募集を開始した。
宮城県石巻市は、明治時代から金華山沖漁場を背景に漁業のまちとして栄え、現在も金華山沖は世界三大漁場の一つとして、かつお・いわし・さばなどの水産資源の宝庫となっている。しかし近年、漁業者の高齢化や都市部への人口流出などの理由から、漁師の後継者不足問題は深刻であり、その傾向は三陸では震災の影響でさらに強まった。また、個人事業主が多い沿岸漁業者の担い手育成は、キャリアプランの不透明さから難航することが多く水産業が地域経済の重要な柱となっている石巻市において、漁師の後継者不在問題は水産業だけでなく地域経済の衰退に直結する非常に大きな社会課題となっている。
今回、「事業承継をオープンに。」を合言葉に、オープンネーム事業承継のパイオニアとして全国各地で70件超のマッチングを生み出してきた「relay」と、水産業の担い手育成事業「TRITON PROJECT」にて宮城県石巻市で50名以上の新人漁師を生み出し、水産業界における人材不足解消に取り組んできたフィッシャーマン・ジャパンはタッグを組み、水産業を未来につなげるための取り組みをスタートする。
第1弾として、宮城県石巻市福貴浦の牡蠣漁師後継者候補募集案件を公開した。