2024年07月22日 09:49

ピースウィンズ・ジャパンが運営する医療を軸とした災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団 ARROWS」は、企業・団体など法人向けの会員制度「コーポレートマンスリーサポーター」を新設した。
「空飛ぶ捜索医療団 ARROWS」は、大規模災害の被災地にいち早く駆けつけ、救助・救命活動を行う、医療を軸とした災害緊急支援プロジェクトだ。「コーポレートマンスリーサポーター」は、月額3万円以上の法人寄付会員に対し、会員証・感謝状の贈呈を行うほか、活動報告などを通じて自然災害・災害支援に関する理解を深めながら活動を支え、企業とNPOの連携による新しい災害対策の実現に取り組んでもらう。
「一秒でも早く、一人でも多く」を合言葉に国内外の被災地で活動する空飛ぶ捜索医療団は、令和6年能登半島地震(1月1日)、トルコ地震(2023年2月6日)などの現場に即日出動し、緊急支援を展開してきた。国・自治体、警察・消防・自衛隊などの公的機関が担うイメージが根強い災害支援において、柔軟性と迅速性、専門性をもって公的支援の隙間を埋める民間支援団体の役割は大きい一方、民間の組織が不確実性の高い自然災害に常に備え、人や装備、技術の維持・向上を図るには、災害の発生有無に関わらない平時からの資金面での下支えが必要だ。「コーポレートマンスリーサポーター」として支援してもらうことで、有事の際の速やかな出動、そして、医療を軸としながらも捜索救助・搬送、避難所支援、物資支援など幅広い領域におよぶ活動を直接支えることができる。
プランは、月額3万円、月額5万円、月額10万円。