2024年07月03日 12:38

日本ハラスメントリスク管理協会は、9月3日・4日、各社のハラスメント相談業務に当たる人などに向けて「ハラスメント相談員養成講座」を開講する。
事業主に義務付けられているハラスメント相談体制の構築。厚生労働省の2023年度の調査によると、86%の事業主が相談窓口を設置している。一方で、義務化によって相談員に任命されたが、相談の受け方のマニュアルもなく、どう悩みを聞いたら良いか分からない、相談を受けた後どうしたら良いか分からないという困りごとも浮き彫りになってきた。日本ハラスメントリスク管理協会では、そのような困りごとに応えるべく「ハラスメント相談員養成講座」を開講する。
「ハラスメント相談員養成講座」の内容は、ハラスメント防止に関する法律や事業主の防止義務/相談を受けた後の対処の流れ/ハラスメント相談の流れ/相談員自身の心を守るなど「ハラスメント相談を受ける」ことをトレーニングする。講座受講後、試験に合格すると「ハラスメント相談員(基礎)」の認定証を進呈する。講師は、厚生労働省で年間600件以上のハラスメント相談を受けてきた平澤摩湖さんだ。
受講費用は8万8000円から(オプション無しの場合)。開催日時は9月3日・4日、ともに13時~18時。開催方法はオンライン(ZOOM)。