2024年07月02日 12:25

アントワークスは、7月5日、「伝説のすた丼屋Publika店」をマレーシアの首都クアラルンプールに正式出店する。
「すた丼」は、低温で油通しし旨みを閉じ込めた豚バラ肉に「秘伝のニンニク醤油ダレ」を絡めて、高火力と中華鍋を操る職人技で一気に炒め上げ、並盛でも茶碗約3杯分もの大盛りご飯の上に盛り付けたスタミナとボリューム満点の丼ぶり。元々は1971年東京都国立市に創業された「サッポロラーメン 国立店」で、創業者である店主が「若いやつらに安くて旨いものを腹いっぱい食べさせてやりたい」という想いを込めて生み出した、まかない飯だった。
「食を通じて日本全国さらには世界の人々の底力となる」という企業理念を掲げる同店は、国内のみにとどまらずアメリカや香港、タイといった海外への出店を重ねていく中で、2023年10月に同店初となるマレーシア進出の第一歩を踏み出した。当初は、「伝説のすた丼屋」が同じアジア圏であるマレーシアでどのくらい通用するのか、受け入れてもらえるのかを検証するために約6カ月という期間を設けて出店したが、約半年間運営する中でマレーシアでも十分通用するという希望の兆しが見えたとともに「期間限定で終わるのは非常にもったいない」という考えに至ったことから、今回新たに現地法人を設立し、マレーシア正式出店へと歩を進めた。今回の正式出店では「日本のすた丼を食べたい」という顧客からの希望に応えるべく、日本の味付けである「東京すた丼」をメイン商品として、Publika店オリジナルメニュー各種と共に販売することに決定した。