2024年07月01日 15:52

ギックスは、7月1日、より高度な顧客理解を実現するため、「ゾクセイ研究所」を設立した。

同社は、「あらゆる判断を、Data-Informedに。」をパーパスとして掲げ、「人間の思考を補強するためのデータ活用」を実現するべく、戦略コンサルティング・アナリティクス・テクノロジーを組み合わせた「データインフォームドサービス(DIサービス)」を提供し、クライアント企業の経営課題解決を支援している。DIサービスでは、企業の企画業務、現場業務の効率化・高度化を推進する。その起点として同社が注力するのが顧客理解だ。「顧客」とは、クライアント企業の先にいるエンドユーザーを指す。この顧客理解を促進するため、同社が提供する分析技術の基本コンセプトが「2次属性」だ。行動履歴、移動履歴、使用履歴、修理履歴などの時系列データを集計した上で、ヒト、モノ、出来事の特徴を抽象化・概念化した「属性」を付与することで、顧客理解に紐づく抽象度が高い事象の分析が可能となっている。

今回設立した同研究所は、「世界をゾクセイ(属性)で理解する」をミッションとして掲げ、顧客を理解し、顧客を表現するための「ゾクセイ」の活用を目指し、その分析手法に関する研究活動を行う組織。今後は2次属性の体系的な分析方法論を確立し、GiXo Professional Networkやクライアント企業からの客員研究員招聘について検討を進めるほか、同研究所の活動により得られる顧客の高い解像度を同社のDIサービスに還元することで、更なる提供価値向上を目指していく。

ギックス