2024年05月20日 16:01

アクティオは、大林組、坂井電機の3社で、リモコン操作で重量物を搬送できる半自動ロボット低床式重量物搬送台車「ストローダー(R)」を開発した。

現在、大量の資材や機材を運ぶ建設現場において、無人搬送車などを導入して搬送作業の省力化・省人化を進めることが求められている。しかし、状況が日々変化する建設現場で無人搬送車を導入することは難しく、普及が進んでいないのが現状。

「ストローダー(R)」は大林組が開発し、アクティオと坂井電機が製品化した、リモコン操作で重量物を搬送できる半自動ロボットの搬送台車。ゲームパッドを採用した無線コントローラーを使用するため、フォークリフト等の運転資格がなくても簡単に操作が行える。また、メカナムホイールを搭載しており、全方位への走行が可能で、狭い通路やその場での旋回、斜面や段差も走行できる。さらに、ジャッキアップ機能を搭載したことで、荷物の真下に入り込んでの運搬が可能になった。これにより、荷物の積み替えをする必要がなく作業員の負担軽減に貢献する。

2025年初旬にレンタルを予定しており、建設現場・大型工場・物流倉庫等の分野で、省人化・省力化の課題解決へのソリューションを提供していく。なお本商品は、5月22日~24日まで幕張メッセで開催される「第6回 建設・測量生産性向上展 CSPI-EXPO2024」に参考出展する。