アンリツは、日本電信電話（NTT）との協業により、3月26日～28日まで米国サンディエゴで開催される世界最大の光通信の展示会「The Optical Fiber Communication Conference and Exhibition 2024 (OFC 2024)」で、最先端ネットワークのデモ環境「OFCnet」に参画し、IOWN Open APNに対応した400Gテスタを展示する。

生成AI、クラウドサービスの急速な普及、DX（デジタルトランスフォーメーション）推進等を要因として、データセンター間の通信容量が急増している。遠隔に分散配置されたデータセンターを超大容量、低遅延、低消費電力で接続するデータセンターエクスチェンジ（DCX）を実現するため、IOWN Global Forumが規定するOpen All Photonic Network（Open APN）アーキテクチャのネットワークへの適用が進められている。

今回のデモ展示では、OFCnetを活用した相互接続ブースIOWN Networking Hub（ブース912番）が開設され、IOWN APNのユースケースであるDCXが、マルチベンダ構成でデモンストレーションする。

アンリツは、小型軽量で400Gbps信号を2ポート同時送受信できるハンドヘルド測定器MT1040Aを対向で配置し、高負荷なトラフィックを生成することで、マルチベンダによるネットワークの通信品質をエンドツーエンドで評価する。