2024年03月19日 12:46

LIFULLは、応援を必要とする団体により広くアプローチするために、日本フィランソロピック財団の「LIFULL HOME’S基金」に寄付金を拠出。基金による公募を経て、10団体への助成が決定した。
現在日本には、DVや虐待の被害者、経済的困窮により親と暮らせない子どもたち、難民など様々な理由により、安全な住まいの確保に困難を抱える人が多く存在する。このような人々の生命を守る一時的な住まいが、非営利の支援団体が運営する民間シェルター。一方、シェルターを運営する支援団体の財政難により、住環境の整備が十分に行えていないところも多い。財政難の背景には、利用者のプライバシー保護のため、シェルターの存在自体の秘匿性が高く、政府や企業からの支援先としてあまり取り上げられにくい現状も。
そこで、「LIFULL HOME’S」では、2019年より「えらんでエール」を開始した。これは「LIFULL HOME’S」で物件を問合せした後のアンケート画面で、エールを届けたいと思う分野を選ぶことで、ユーザーに代わり「LIFULL HOME’S」の売上の一部からその分野で活動する団体を支援する取り組み。
第1回「LIFULL HOME’S基金」募集では、10団体に対し、合計700万円の助成が決定した。今後もこの取り組みを通じ、誰もが自分らしく「したい暮らし」に出会える世界の実現を目指した活動を行っていく。