2024年03月18日 15:27

倉敷市で自然環境の保全と朗らかな子育てコミュニティづくりに取り組んでいるNPO法人「こうのさと」が、玉島陶で運営しているオルタナティブスクール「竹林のスコレー」を拡張。子どもたちが土や水、動物に触れられて命のぬくもりを感じられる場所、スコレーパーク建設に向けてのクラウドファンディングを開始する。

文科省発表の令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校調査によると、小中学生の不登校児が全国で約29万9千人、岡山県内で3668名となり、過去最大を更新している。

こうのさとでは、不登校児や新しい形の学びを求める子どもたちが日中過ごす場として、令和5年4月に「竹林のスコレー」を開校。現在、15名の児童が利用している。来年度には、都心部から自然豊かな環境を求めて、家族で移住して利用する人も。

こうした活動の中、子どもたちの多様な自然体験をサポートするため、近隣の耕作放棄地を開墾しヤギや羊などの動物を飼育でき、土や水に触れられて自然の中で遊び学べる公園の建設を目指す。建設後は、来校している児童だけではなく、一般の人にも利用してもらえるよう開放していく。クラウドファンディング期間は3月18日12時~4月30日23時の43日間。Ready for プロジェクトページはこちら