2024年03月14日 20:14

バタフライは三ッ葉楽器と共同で、卓球ラケットの木材を使用したオリジナルウクレレを制作した。

3月12~13日に開催した「バタフライブランドフェア2024スプリング」では、卓球ラケットやアパレルなどの新製品に並び、バタフライオリジナルウクレレが展示され、来場者からは「どんな音なのか興味がわきますね」「ラケットの材料で楽器ができるなんて驚きです」などの声をもらい、会場内でも注目を集めた。来場した希望者には、後日寄贈を予定している。

「バタフライオリジナルウクレレ」の特徴は、ボディの表面と側面に卓球ラケットの上板と同じ材料を使用している点。ラケットの製造過程において、大きさや外観の基準に満たず廃棄されてしまう材料を利用している。また、ボディはバタフライロゴの羽と同じ楕円形、サウンドホールは卓球のボールの直径と同じ40mmの円形であり、サウンドホールの奥部分にはオリジナルのステッカーが貼られている。先月の世界卓球選手権2024釜山大会でもバタフライの展示ブースで披露された。

この企画は、三ッ葉楽器の工場を訪問したことをきっかけにスタート。ラケットの廃材を有効活用したいと考えるバタフライと、音色にこだわる三ッ葉楽器による協働での試作検証の末、2023年に「バタフライオリジナルウクレレ」ができあがった。販売は予定していないが、演奏会などのイベントも企画中だ。

バタフライYouTubeでウクレレメイキング動画を配信中。