2024年03月07日 15:34

ランサーズは、フリーランスマッチングプラットフォーム「Lancers」において、発注者がコンペ方式で制作物の提案を募集する際、生成AIの「使用許可・制限」を選択できる機能をリリースした。

ランサーズは、「個のエンパワーメント」をミッションに掲げ、個人と企業をオンラインでマッチングする受発注プラットフォームを運営している。近年、生成AI技術の進化と普及により、言語生成・画像生成をはじめとした様々なツールが誕生し、積極的に自身の業務に取り入れる人が増えてきている。ランサーズにおいても、ランサーが作業の効率化を図るために使用したり、専門知識を用いて仕事を獲得するケースが見受けられる。しかし、生成AIが仕事の幅の拡張やより多くの仕事獲得に繋がる一方で、生成AIを活用した制作における権利問題・品質保証等を懸念する声もあるのが現状だ。

そのため、ランサーズでは生成AIの使用に関するユーザー間のコミュニケーションを円滑にするため、発注者がコンペ方式かつ「デザイン」「ライティング」の制作物の提案を募集する際、生成AIの「使用許可・制限」を選択できる機能のリリースと、ランサーが生成AIを使用した場合には「AIで生成」のラベルが付与されるようにした。現在は、特に生成AIを活用するケースが多く、依頼内容に応じて見解が分かれる「デザイン」「ライティング」業務のみ同機能を適用しているが、その他の業種や依頼方法への適用も適宜検討していく。

Lancers