2024年03月05日 16:06

エーザイ社とアソビュー社は、このたび、認知機能低下および認知症のリスク低減に向けた身体活動・社会活動の促進を企図した連携を開始した。
WHOのガイドラインでは、65歳以上の人が、レクリエーションや余暇を使って運動やスポーツなどの身体活動を行うことは認知機能低下のリスク低減のために推奨されている。また、地域社会や家族との関わりを含む社会活動の維持・促進についても健康の維持やウェルビーイングに繋がるとされている。
認知症領域のパイオニアであるエーザイ社と、日本最大級の「遊び」に特化したプラットフォーム「アソビュー!」を運営するアソビュー社は「遊び・体験」による身体活動・社会活動を通して心身の健康を促進することをめざし、連携を開始する。
本連携においては、両社によりシニア向けの特設サイトを開設し、シニアの方が楽しめる遊びやイベントの機会提供と、脳の健康度やMCIの啓発を推進。さらに、MCIや認知症の治療に取り組む当事者と家族への新たなサービス開発など検討していく。
エーザイ社は、今後も他産業との連携による認知症エコシステムを構築することで、社会的インパクトを創出。誰一人取り残さない「認知症と共生する社会」の実現に貢献していく。またアソビュー社は、今後も「生きるに、遊びを」をミッションとし、遊びを通じた人々との交流の場や、初めての体験、趣味を始めるきっかけなどを提供し続ける。特設サイトはこちら。