2024年02月22日 15:30

最中屋は、介護サービス事業所に特化した、タイムスタディ調査・業務改善自動提案アプリケーション「ハカルト」を4月にリリースする。
厚生労働省は、介護サービス事業所の業務改善を後押しするべく、令和6年度介護報酬改定により、1年に1回、業務改善の取り組みによる効果を示すデータの提供を行う介護事業者に対して、生産性向上推進体制加算や特定施設における人員配置基準の特例的な柔軟化(利用者3人対し介護職員1人という基準を0.9人に緩和)を行うことを決めた。生産性向上推進体制加算(Ⅰ)は100単位/月の加算であり、100床規模の介護サービス事業所であれば、月約10万円の介護報酬が加算されることになる。
この生産性向上推進体制加算や特定施設における人員配置基準の特例的な柔軟化を行うために必要なデータを提供するのが「ハカルト」であり、業務改善と職員の負担軽減を実現する。ハカルトの機能とメリットは、「簡単操作」(2タップで業務内容と時間を記録。忙しい職員でも簡単に利用できる)、「業務改善の自動提案」(タイムスタディ調査に基づくデータを活用し、オペレーション改善に向けた最適なICTの導入等の業務改善の提案を行う)、「専門性の向上と離職防止」(介護職員が直接介助に集中できる環境構築を支援し、専門性向上と離職率の低下を実現。採用コストの削減にも繋がる)。