2024年02月21日 12:54

レシップは、乗車券や施設入場券などを多言語で販売できる観光市場向けモバイルチケットシステム「QUICK TRIP」を開発し、3月1日から、システムの提供を開始する。
新型コロナウイルスの5類感染症への移行に伴い、インバウンド観光客をはじめとした観光需要が回復している。一方、観光市場に関わる事業者からは、多言語での情報提供不足や対応人員不足といった課題への対策を望む声が上がっていた。レシップは2020年10月からスマホ乗車券アプリ「QUICK RIDE」(ネイティブアプリ)を提供し、現在までに、路線バス向けチケットを中心に累計販売枚数約32万枚以上(2月時点)の取扱実績がある。新たな観光市場向けモバイルチケット「QUICK TRIP」は、観光客でも使いやすいダウンロード不要のWEBアプリとして、「QUICK RIDE」の基本機能や操作性の高さといった強みを活かしつつ、多言語対応やソーシャルログインなど、観光市場向けに特化した機能を追加した。
同システムは、各事業者・地域専用のWEBアプリとして提供。交通機関の乗車券や施設の入場券をはじめとした様々なチケットの発行・販売・管理がオンライン上で可能になり、事業者の業務負担軽減・ペーパーレス化・窓口混雑解消に貢献。また、オンライン上でのチケット購入・利用が可能になり、チケットの紛失リスクもなくなるため、利用者の利便性も向上する。