2024年02月21日 12:52

アクポニは、同社の提供する循環型農業「アクアポニックス」のシステム導入事業者を対象に、「農場研修サービス」を3月1日より提供開始する。

「アクアポニックス」とは、水耕栽培と水産養殖を掛け合わせた無農薬・無化学肥料・無除草剤の循環型農業。魚・微生物・植物の三者が生態系をつくりバランスよく循環する、生産性と環境配慮の両立ができる農業として、その可能性に世界が注目している。土耕農法と比較して同面積で約7倍の収量となる高い生産性と、約80%以上の節水、ライフサイクルアセスメントによる環境負荷の低さが特徴だ。

「農場研修サービス」では、同社のスタッフが直接農場を訪問し、3日間マンツーマンで指導を行う。システム導入初期をサポートし、定期的なメンテナンスや栽培管理などの指導に加え、起こりうるトラブルの対処法についてもレクチャーを実施。また、新規事業として導入する場合は人材開発支援助成金の活用が可能となるため、生産指導とあわせて助成金申請サポートも行う。同社では以前より神奈川県藤沢市の自社農場にて講習を行っているが、導入事業者の農場ごとにレイアウトや作物、資機材などの環境が異なるため、自社農場に合わせた指導をしてほしいというリクエストが多くあり、同サービスの開発に至った。

価格は40万円~(税込。農場の規模により変動)。サービス開始日は3月1日。期間は3日間、計13時間(座学3時間、実習10時間)。

アクアポニックス