2024年02月15日 15:17

コクヨは、創業以来初となるIoT文具「しゅくだいやる気ペン」が、累計販売台数5万台を突破した。

IoT文具「しゅくだいやる気ペン」は、市販の鉛筆に取り付け、スマートフォンアプリと連動させることで、勉強への取り組みを「やる気パワー」として見える化し、子どもたちの学習への意欲を高めるために開発された商品だ。「書く⇔褒める」の好循環を生み出すことで、親子のコミュニケーションを円滑にし、子どもが自発的に学習する習慣を促していく。2020年には「第14回キッズデザイン賞」(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門)を受賞した。

「しゅくだいやる気ペン」は、2019年7月、自社ECサイトのみでテスト販売をスタートし、2021年コロナ禍の中で一般販売にて販路を拡大、2023年には家庭学習教材とのコラボレーションも行ってきた。さらに、蓄積した膨大なIoTデータ(ユーザーの行動データ)の分析からアプリのリニューアルを行ったり、褒める効果についての研究結果を公開するなど、様々な実践と実験をとおしてIoTサービスならではの事業のあり方を模索してきた。累計販売台数5万台という節目は、文房具(アナログ)と行動データ(デジタル)が融合する未来への重要な一歩であると自負している。今後も「しゅくだいやる気ペン」は、子どもたちが学ぶ喜びを感じ、未来にワクワクできるような体験・サービスを提供していく。

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