2024年02月14日 12:56

フューチャースタンダードは、交通量・通行量調査「SCORER Traffic Counter Edge」をサービスアップデートし、以降出荷分の同サービスに新機能を複数追加する。

「SCORER Traffic Counter Edge」は、国⼟交通省仕様の「画像認識型交通量観測装置」と同様のAIモデルを搭載し、エッジ端末で交通量・通行量を計測するAIカメラソリューション。エッジ端末とIPカメラ・クラウドカメラをつなぎ常時交通量・通行量計測をおこなう。クラウドカメラとのストリーミング接続を活用して解析をおこなうと、屋外設置物がクラウドカメラのみとなり、設置・運用のハードルを大幅に下げることができる。

今回のサービスアップデートでは、国土交通省仕様「道路事象検知装置」の一部機能を追加。既に国土交通省向けに提供中の機能のうち、混雑・停車・低速・避走・逆走の検知機能を追加した。これにより、交通量調査を行いながら道路上のイベントの把握が可能になる。また、同時接続可能なカメラ台数を3台→5台へ引き上げ。最新のAIモデルへの切り替えを行うことにより、同時解析可能台数を変更した。さらに、カメラリソースに新たにHLS(HTTP Live Streaming)を追加。HLSで配信されている映像を解析対象とすることが可能になった。これにより、フルHD画質でのストリーミング接続が可能となり、より精度の高い解析を行うことが可能になる。

価格は、初期費用:33万円、月次費用:8万8000円/月。

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