2024年02月07日 12:17

大阪ガスと大阪ガスセキュリティサービス(OSS)は、堺市、NTT PV、NTT西日本と共に、ICTを活用した「あんしん見守りサポート」実証プロジェクトを開始する。
これは、SENBOKUスマートシティコンソーシアムの取り組みであり、対象となるのは堺市が設置している緊急通報システムを利用する堺市南区在住の高齢者世帯。対象となる世帯には、大阪ガスの人感センサー機能を備えたIoT対応ツナガルde警報器「スマぴこ」と、NTT PVのシート型睡眠センサー「Active Sleep Analyzer」を設置。昼間の時間帯は高齢者の宅内移動の有無を人感センサーで探知し、夜間の時間帯(睡眠時)は高齢者の就寝状態を睡眠センサーにより計測する。
高齢者本人に通常の生活を送ってもらいながら、昼夜を問わず生活パターンや睡眠状態を見守り、24時間体制で緊急時等に迅速な対応ができる体制を確保。それに加えて、睡眠改善アドバイス、病気の早期発見、健康管理等を行うサービス「あんしん見守りサポート」の実証を行う。異常探知時の高齢者の家族等への連絡、看護師による電話での健康相談等を一体的に提供し、高齢者が安心・安全に暮らせる仕組みの構築をめざす。
参加者募集期間は2月1日~20日。実証期間は3月1日~6月30日。参加費無料。なお、機器類の使用に関する電気料金及び通信費は参加者の負担になる。