2024年02月07日 09:54

花王は、国際NGOであるCDPが実施し、世界の調査対象企業が回答した「気候変動」「フォレスト」「水セキュリティ」対応に関する調査において、すべての分野で最高評価である「Aリスト企業」に選定された。
CDPは、企業や自治体の環境情報開示のための世界的なシステムを有する国際的な非営利団体。2000年の設立以来、CDPは資本市場と企業の購買力を活用することで、企業が環境影響を開示し、温室効果ガスを削減し、水資源や森林を保護することを促進する取り組みを先導してきた。
トリプルA企業は、CDP質問書への回答をもとに評価された2万1000社以上の中から、10社選定されている。花王は4年連続での4回目のトリプルA獲得となり、「気候変動」分野は5回目、「フォレスト」分野は4回目、「水セキュリティ」分野は7回目の選定。花王グループは、毎日の暮らしの中で使用する製品を提供する企業の責務として、製品のライフサイクル全体を通じた環境負荷の低減に積極的に取り組んでいる。2019年4月にESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)を策定し、2021年からは、「未来のいのちを守る~Sustainability as the only path」をビジョンに掲げた中期経営計画を推進している。今回の「気候変動」「フォレスト」「水セキュリティ」分野における「Aリスト企業」選定は、花王のバリューチェーン全体での取り組みが結実したものだと考えている。