2024年02月02日 19:10

アサヒユウアスは、これまでの地域共創の知見を生かし、鳥取県境港市と小林製薬の事業共創をコンサルティングした。
アサヒユウアスと境港市は2023年3月に発売した、綿花の収穫後に廃棄される枝を使った「森のタンブラー 伯州綿」の開発から共創を続けている。また2022年にアサヒユウアスの社員が小林製薬でSDGsに関する社員向けセミナーを行ったことがきっかけで、小林製薬社内でSDGsの実現に向けた取り組みが加速。小林製薬の代表商品「サラサーティコットン100」の原材料である「綿」に着目し、希少な国産綿の産地である境港市との連携を提案、三者の事業共創がスタートした。
その一環として、2月18日に境港市内で「あっ!と分かるおりもの教室」が開催される。対象は小学校4年生~6年生の男女で、思春期のからだとおりものについての講義や、コットンについての体験学習を予定。当日、参加者には小林製薬の商品詰め合わせとともに、アサヒユウアスが製作をプロデュースした境港市の「伯州綿」を使ったおりものシートポーチが参加特典として配布される。
このポーチの縫製加工は境港市に隣接する松江市の就労継続支援B型事業所「すずしろ」が担った。また「森のタンブラー 伯州綿」は、従来のコットンのイラストに「サラサーティ」ブランドのロゴを加えたオリジナルデザインを、「サラサーティ」のノベルティとして今後展開する予定。