2023年11月17日 19:25

「しのばずいけまち研究会」によるウォーカブルな不忍通りに向けたアクションとして、「ほこみち社会実験『不忍通り 三角広場 日替りブックカフェ』」が開催される。

同研究会では不忍池南側の広幅員道路・不忍通りを「クルマからヒトへ」の視点からリデザインできないかと考え、有志での調査・ビジョンづくりを進めている。研究会での議論を元に、2022年3月には「しのばずいけまち研究会コンセプトブック2021」が発行された。このコンセプトブックを踏まえたファーストアクションとして2023年10月に開催されたのが、不忍池ブックカフェ「池のほとりの本のみち」。

週末の二日間、不忍通りの車線に一部交通規制をかけ、上野公園内のみならず不忍通りの車道上までを会場として初開催。森鴎外や池波正太郎ゆかりの地での文化的催しは大いに好評を博し、3000人以上が来場するなど大きな手応えを得た。このたびの第二弾は、道路管理者である東京都も巻き込んだ道路利活用推進の一環として、日常的に賑わいや文化情報発信できる小さな拠点をつくることを目指す社会実験となる。

歩道上の余地となっている「三角広場」を舞台に、社会実験として日替りブックカフェを企画。期間中の土・日・月、ブックカフェ屋台がオープンし、池のほとりで温かいドリンクを飲みながら、日替わりで様々な読書を楽しむことができる。オープン日は、11月25日~27日、12月2日~4日の11~17時を予定。詳しくはこちら