2023年11月16日 12:42

キンコーズ・ジャパンは、中島商店、中川製紙と業務提携し、「石川県 紙の地産地消プロジェクト」を開始する。
同社は4月から「地域のパートナーとして、地域社会の発展を目指す」をマテリアリティ(重要課題)のひとつに掲げ、キンコーズ店舗を通じて地域企業や自治体との連携、取り組みを強化している。「紙の地産地消プロジェクト」は、石川県内で回収された紙資源を再生紙にして、石川県内で利用するというプロジェクト。中川製紙が再生紙の「オリジナル用紙」を生産し、中島商店が流通を担い、キンコーズ・金沢尾山神社前店がオンデマンド印刷サービスに「オリジナル用紙」を利用する。また、石川県内で「オリジナル用紙」を販売したい事業者も2024年1月から募集予定。地元の企業や小売業者が参加し、地域で広く活用することで、地産地消の促進と地域経済の活性化に寄与することを目指す。
「紙の地産地消プロジェクト」で生産される「オリジナル用紙」は、再生紙特有の自然な風合いで、ところどころに黒いポツポツとした小さな紙の繊維が見える。表面はさらっとしていて、指先にスムーズな感触。裏面は柔らかい凹凸感、少しザラつきがあり自然な質感を感じさせる手触りだ。この「オリジナル用紙」の商品名については、11月16日〜12月24日まで、一般の人々から公募する。採用された人には、賞品として「オリジナル用紙」を使用したキンコーズでの印刷・加工10万円分利用券をプレゼントする。