2023年11月15日 09:03

大丸心斎橋店では心斎橋エリアの新たなエンタメスポットになるべく、南館に「トリックアート」のスポットを展開する。
大丸心斎橋店南館は、「大丸心斎橋店こども館ブルジョン」として1970年4月に誕生。地下2階、地上9階、全館がこども対象の売場という当時は日本初、世界的にも珍しい百貨店だった。児童心理学者との共同研究で各階の商品構成やフロアの色彩を決定。明るい照明や動物のパターンをあしらったビニール布張りの壁面など至るところに工夫を凝らしていた。
昨今インバウンド需要も戻りつつある中、大阪は観光地としても人気。特に道頓堀エリアから心斎橋にかけて多くの観光客で賑わいを見せている。そんな中、心斎橋にはまだまだ気軽に楽しめる「エンタメ要素」が少ないと、インバウンド担当チームが分析し、写真スポットにも適した「トリックアート」で楽しめる場所を館内に作った。
大丸心斎橋店営業推進部インバウンド担当の姜超(きょうちょう)さんは、「心斎橋エリアはコロナ前からインバウンドのお客様に支持される街でした。ただ梅田や難波などに比べ、「リピーターが少ない」というのが大きな特徴です。だからこそ心斎橋エリアのリピーターを増やしたい!という思いで「心斎橋インバウンド生態系」というプロジェクトを社内で提案。その第1弾として南館をハブとした体験型コンテンツとして今回のトリックアートを展開します。」とコメントしている。
トリックアートは南館清水町通側1階階段横壁面、中2階東側壁面、中2階南側壁面の3か所で展開する。