2023年11月13日 20:19

渋谷区観光協会は、伊藤園、プランティオ、ゼットンと共に、かつて栽培されていた「渋谷茶」を復活させるプロジェクト「幻の銘茶「渋谷茶」復活プロジェクト」を始動し、「渋谷ブランド」の創造、新たなお土産の開発、体験コンテンツの創出を目指す。

明治時代、渋谷区松濤エリアでお茶の栽培が始まり、周辺一帯に茶畑があった。それは「渋谷茶」と呼ばれ、上渋谷村を中心に、原宿村、宮益町、代々木村、幡ヶ谷村と広がっており、約200-300ヘクタールの広大なお茶畑だった。

当時渋谷のスクランブル交差点には「梅原園」という大きな茶屋もあり、盛況な商いが行われていたが、静岡茶や宇治茶の流入、土地の宅地化が進むなど環境の変化により「渋谷茶」の栽培はなくなった。その後、2019年、鍋島松濤公園にかろうじて現存していた「渋谷茶」の4本の苗木が発見され、培養を開始。そして2024年、幻の銘茶「渋谷茶」の復活に向けた本格的なプロジェクトが始導する。

なお、本プロジェクトの発足に伴い「幻の銘茶「渋谷茶」復活プロジェクト始動、渋谷を彩るあらたな体験コンテンツ」と題し、「SOCIAL INNOVATION WEEK2023」にてトークセッションを行った。その模様はSIW公式YouTubeにて配信している。またプラティオのオウンドメディア「grow JOURNAL」にてアーカイブ記事を公開している。

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