2023年11月10日 15:36

ピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)は、東京都庁南展望室内TOWNGATE CORE TOKYO「都 SEEN(とぅーしーん)」で、「字幕透明ディスプレイ」の実証実験を実施する。これは、同社の持つ大学発・先端テクノロジーによりデジタルによる多様性のある街づくりを実現する事に取り組むことを目的として行われる、ノムラメディアスとの共同実証実験。

字幕透明ディスプレイは「VUEVO・多言語翻訳機能・透明ディスプレイ」を組み合わせて、自動音声認識技術と翻訳技術を活用し、リアルタイムに字幕表示。会話をリアルタイムで双方向字幕表示可能のため、対面での会話やコミュニケーションを円滑に行うことができる。なおVUEVOは、PxDT独自開発のワイヤレスマイクと専用アプリケーションを用いて、話した内容を分かりやすく字幕で表示するサービス。聴覚障害や聞こえにくさがある人と聴者をつなぐ。

インバウンドが増えている状況に対応し、同社が店舗運営している東京都庁南展望室内 軽飲食及び物販店TOWNGATE CORE TOKYO 都 SEENで、本技術の社会受容性及び効果を検証。それとともに、今後の施設運営への活用可能性を探る。字幕透明ディスプレイは、筑波大学Digital Nature Groupの字幕表示に関する研究成果を応用した。実施期間は10月17日~2024年1月16日。技術詳細はこちら