2023年11月10日 12:36

セブン&アイ・フードシステムズが運営するデニーズは、創業50周年を記念し、全店のドリンクバーにアメリカンコーヒーを導入する。
デニーズのアメリカンコーヒーは、1974年の日本1号店開店時より、メニューにラインナップされていた。現在のドリンクバーの原型とも言われている、店員がコーヒーボウルでお替りを注ぐサービスで、長い間顧客から愛飲されていたものとなる。今回、デニーズ50周年記念施策の1つとして、ドリンクバーコーナーにドリップタイプのアメリカンコーヒーの設置を実施。当時のコンセプトそのままに、「お茶代わり」に飲んでもらいたいと考えている。一部店舗ですでにテスト導入を開始しているが、順次導入し年内を目途に全店に設置していく。
グァテマラを主体とし、アラビカコーヒー豆を100%使用したデニーズのドリップコーヒーは、親しみやすい味わいで何杯でも飲みやすいこだわりの一杯。やわらかな飲み口で、自分だけのコーヒータイムを過ごしてもらうのにピッタリだ。
デニーズでは、2010年代後半のドリンクバー導入により、アメリカンコーヒーの販売は終了したが、顧客よりドリップタイプのアメリカンコーヒーの復活を望む声が毎年一定数あった。また、1杯抽出タイプのコーヒーは、ピークタイムにドリンクバーコーナーでの列を生み、顧客が飲みたいタイミングでコーヒーを飲めていないという「不満」にも繋がっていた。そのような背景から、今回ドリンクバーにアメリカンコーヒーを導入するに至った。