2023年11月08日 09:06

「本の長屋」では、11月18日〜26日の9日間、本の長屋にて「本の長屋フェス」を開催する。
本の長屋は大正時代に建てられた長屋を改装した施設で、西棟の「共有書店」、東棟の「コクテイル書房」など、本を媒介に人びとがつながる場所となっている。今回のフェスでは、会期中に久住昌之個展「「すきなえ」に載せられなかった、すきなえ展」を開催するほか、一箱古本市を実施。また、本にまつわるトークイベントとして、角田光代さん(作家)・三砂慶明さん(「読書室」主催)・井上理津子さん(ノンフィクションライター)による「少し気が早いけど、今年のベスト本を語る」、萩原魚雷さん(文筆家)・佐藤徹也さん(アウトドア系旅ライター)による「中年散歩道楽」などを多数予定している。
「本の長屋」の構想から約1年、クラウドファンディングを経て難産の末にオープンしてから、約5ヶ月が経つ。未だ理想の姿には至らないものの、共有書店の棚はにぎやかになり、一応の満足いく形になった。そこで現状の披露と、本の長屋でやっていること、やりたいことを知ってもらうために祭りを企画した。
会期中は、連日さまざまなトークショーが行われ、一箱古本市も開催する。また、初日から終わりまで、「孤独のグルメ」原作者、久住昌之さんが出版したイラスト画集「すきなえ」に未収録の絵の展示を行う。
「本の長屋フェス」は、11月18日〜26日、本の長屋(東京都杉並区高円寺北3−8-13)にて開催。