2023年11月07日 09:04

ジパングフードリレーションズは、10月20日より日本で問題になっている「食品ロス問題」に立ち向かい、アップサイクルさせて解決に導く自社の新ブランド「箔米堂(はくまいどう)」を立ち上げ始動した。

「箔米堂」は「箔米プロジェクト」から生まれた商品を世の中に届けるために始動した新しいSDGsブランド。現在、日本全体で年間646万トンを越える食品ロスが問題となっている。廃棄される食材のうち、多くの割合を占めるのは「米」である。流通される事のない米は30キロ30円などで、米農家から引取り業者に叩き買いされて、肥料や飼料になっている現実がある事を知った。

そんな白米になれなかった流通価値のない米に、箔をつけ米粉に変え、価値あるものに変換(アップサイクル)することで、生産者、飲食店の役に立ち、問題解決に向け社会に貢献できるのではないかと想い「箔米プロジェクト」発足に踏み切った。そして、プロジェクトから生まれた商品を展開する「箔米堂」として、新ブランドを立ち上げた。

米農家の間で、昨今の夏の猛暑の影響で、割米や未熟米などの流通されない規格外米が増え続けている事が問題になっている。「箔米堂」ではその規格外米を米粉にした「箔米粉(はくまいこ)」(自社企画商品)を開発し、現在は「箔米粉」を使用した「箔米カレー(はくまいかれー)」を店舗提供、レトルトカレーなどの販売をしている。今後はスイーツや、揚げ物など、高騰し続ける小麦粉の代用品になる事を願い、展開していく予定だ。

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