2023年11月02日 19:00

創業昭和44年、豊島区創業の街の洋食屋「キッチンABC」を経営する東京フードサービス(TFS)は、日本交通の千住営業所に、企業向けには初めての試みとなる冷凍グルメ自動販売機を導入した。

昨今の「健康経営」の推奨を背景に、従業員の健康維持向上を目指し、福利厚生として従業員への食事補助の検討を考える企業は増えている。しかし、物価上昇・働き方の多様化・SDGs等の観点から従来の「食事提供方法」が企業・社会のニーズに合わず、課題が生じていた。

社員食堂の運営は設備費・人件費のコスト上昇により実現が難しい。一方、仕出し弁当サービスは、提供可能時間が限定される為、フレックス制など柔軟な働き方が促進されている環境に合わなくなってきている。またケータリングサービスなどは、需要予測が難しく、見誤った場合に残った食品は廃棄となり食品ロスを発生させてしまう。

冷凍自販機は、自動販売機が設置可能なスペースがあれば24時間営業の食堂となり、製造から約半年の賞味期限の弁当を食べたい時にいつでも購入し、簡単にレンジ調理出来る。導入から納品・在庫管理までをTFSが行う為、導入に当たる企業様側の手間やコストがない点が利点。また、多様な商品を取り揃えており、飽きがこないよう月毎に随時ラインナップを入れ替える。

自社で商品開発・製造から販売管理を行っている為、販売履歴よりニーズをいち早く読み、商品に反映させる事で顧客価値の最大化を目指す。