2023年11月01日 12:59

カレイドソリューションズは、傾聴やアクティブリスニングにおける重要ポイントを段階的に学ぶゲーム研修教材「傾聴職人」を11月1日にリリースする。

同社は業界初の研修内製化専業の研修会社として創業。研修講師未経験者でも高い参加者満足が得られる研修内製化サービスを主軸としてビジネスを展開。特にゲームを使った研修に強みを持つ。

同社では、この数年間、「聴く力」にまつわる研修提供を行っている。「聴く力」を鍛える方法は多々あるが、同社は「パターンによる段階的学習」を志向している。プロセスを分解し、1.話を聴く姿勢、2.相手の発言に対する反応、3.質問をそれぞれ「パターン」にした。これらを段階的に学習して、その後、4.総まとめができると複雑な傾聴のプロセスをきれいに体系化できる。プロセスに関する3種の研修開発が完了したため、最後に全体を総まとめできるものとして本教材をリリースした。

「傾聴職人」では、参加者は3つの役割に分かれる。話し手と聴き手役は、ロールプレイング形式で会話を行う。それに対して、観察者役が、聴き手の傾聴をチェックポイントの書かれたカードでチェック。チェックポイントは徐々に増えていき、後の人ほど難しい内容が要求され、飽きずに傾聴を学習できるゲーミフィケーション的仕組みが採用されている。「傾聴職人」は、同社の傾聴姿勢学習ツール「聴衆力」やリアクション力強化ツール「リア王」、質問力強化ツール「5W」と組み合わせて使うことができ、従業員の傾聴力を段階的に高め、聴き合える職場の実現に寄与する。

傾聴職人